NAPOLENA

メイドインジャパンスーツの最高峰。

神スーツ。

メリノウールが地球上に存在する全ての繊維の中で最も機能的である理由の一つに複雑な分子構造があると言われています。

*天然の吸放湿性

*しわになりにくい

*暖かいのに涼しい

*防臭機能

*素肌にやさしい

*天然の伸縮性

*UVプロテクション

*難燃性

*100%生分解可能

*100%持続可能

そのメリノウールの中でも希少価値の高い厳選素材のみを扱うのがNAPOLENA

御幸毛織の歴史

明治38年 江利一郎が名古屋に織物・染め物の工場を開設したことで始まった御幸毛織。

日本でも屈指の歴史を持つ老舗生地ブランドは、創業当初から自社完全一貫生産をモットーとしてきました。

昭和55年にはオーストラリアのニューウェルズ州に「御幸牧場」を開設。これにより最高級の原料を自社で調達することに成功します。

現在でも厳しい品質管理は続けられており質の高いアイテムを日々開発し続けています。

その中でも最高峰のNAPOLENAは1981年のデビューから40年目を迎え、最高品質のスーツを求められる方に長く愛用され続けています。

NAPOLENAの原料はVICTORIA MERINO

ヴィクトリア・メリノウール

特別なメリノ種羊から採取される希少原料を使用。繊維の均一性が産み出す深い光沢感、美しい表面感、しなやかなタッチと美しい光沢感を生み出しました。上質で繊細な質感ですがタテヨコ共に双糸使いで高密度な設計のためビジネスウェアとしての耐久性も兼ね備えています。

また細番手双糸をさらに撚り合わせることで

4本撚り技術によって「上品な光沢、柔らかくしかししっかりしたコシを持つ」スーツ服地として理想的な最高峰の逸品に仕上がります。

誂え洋服用の服地という意味ではなく、誂えて作る服地、とはいかなるものか。糸揃えや織り、洗いや仕上げといった生産の工程すべてにありきたりを嫌い、既に確立されている生産プログラムに満足せず、特別仕様の方法で言わば、納得する品質・デザインの服地を創り上げること。ナポレナのコレクションはミユキスペックの特別仕様にて特別に誂えられた服地と言っても過言ではありません。世界に通用する純日本産服地です。

ションヘル織機

今や伝説と言っても良いほど希少な世界にも数台しか稼働していない旧式織機のションヘル織機。ナポレナはほぼすべてこの織機で織られています。織り進むスピードの遅いこのションヘル織機は、生産効率と言う意味では最新の革新高速織機には劣りますが、膨らみのある独特のがあるため、あえてナポレナはこの織機で製織しているのです。

NAPOLENAの最高級の光沢の秘密

頑固に使い続ける「天然せっけんミヨシ」

合成洗剤に比べ、取扱いが難しく熟練を要する「天然せっけん」。御幸毛織の職人達が手間暇のかかる「天然せっけん」に、頑固にこだわり続ける理由は勿論仕上りの良さが故にです。天然せっけんで、丁寧にじっくりと仕上げられた生地は、しっとりと柔らかく、着る人をやさしく包み込んでくれます。合成洗剤では決して引き出すことが出来ないウールのデリケートな風合いには、天然せっけんが「絶対」なのです。しかし、天然せっけんは使用する時にダマになりやすく撹拌に細心の注意が必要になります。一度ダマを作ってしまった服地は、事故反となりその後の工程に進むことが出来ません。また泡立ち/泡切れの良い合成洗剤に比べて洗い落としにくいため、洗浄に大量の水を必要とし、ゆっくりと何度ものすすぎ工程を経なければなりません。

高品質な脂肪酸が水とせっけん成分だけのピュアな無添加せっけんを生みだすことができるのです。実はせっけんの原料となる脂肪酸は性質が不安定で、時間が経つと酸化して腐敗してしまいます。“防腐剤”というのはこの酸敗を防ぐために使われる人工的な化学物質のことですが、防腐剤が肌への負荷や、肌を通して人体に蓄積されるなどの影響が懸念されていることはご存じの通りです。

高品質でフレッシュな脂肪酸は水素添加することで、酸敗しにくい安定的な脂肪酸となります。この作業は脂肪酸がフレッシュな状態のときほど有効で、パイプラインにより新鮮な脂肪酸の供給を受けられるミヨシ石鹸の一貫体制がそのスピーディな作業を可能にしています。こうしてつくられる安定的な脂肪酸が、水とせっけん成分だけのピュアな無添加の生みの親となっています。

100年前から最高級でサステナブル

ミヨシが純粋なせっけん成分と水だけでできた無添加せっけんにこだわるのは、それがお客さまの肌の安心に直接かかわることだからです。また排水として 河川に流れ込んでも水を汚染することが少なく、地球環境とも共生してきました。この安心感をひとりでも多くのお客さまに知っていただくことがミヨシの願いなのです。

天然せっけんは合成石鹸に比べてすすぎに大量の水と時間が必要になります。いわゆる「泡切れが良い」という表現で合成石鹸が重宝される昨今ですが、服地の風合いを引き出すには、やはり天然石鹸が優れており合成石鹸はかないません。御幸毛織では、あくまでも服地の風合い重視で手間の掛かる天然せっけんを使い続けているのです。

しかも、すすぎの段階で、ウールが元々持っている脂分とせっけんの油脂成分を完全に洗い流さずにごく僅かの量が服地の中に残るようにしています。ウールの風合いを生かすには、この微量の脂分がとても重要なのです

最高峰のスーツは水からこだわる。

抜群の透明度、鈴鹿山系の国内屈指の超軟水の名水。

神の森と名付けられた地から湧き上がる名水。

良い服地は良い水から生まれます。御幸毛織は、日本有数の名水の産地である三重県の四日市市に、洗い・仕上げの工場を移設。鈴鹿山系をその源とするその水脈からは長い時間をかけて降った雪や雨が浄化された、白度、濁度ともに申し分のない、透明度の高い良質な地下水が豊富に得られます。自然の恵みである鈴鹿山系の名水を生かした、御幸毛織のこだわり製法(天然石鹸を使用するため、合成石鹸に比べ 23倍のすすぎの水を使用します)が、しっかりとした丈夫さとしっとりとした滑らかな風合いを生み出すのです。

ファクトリーの近隣を流れる日本の名水百選の一つ「智積養水」

神の森と書いて神森という名を持つ土地から湧き上がる名水百選 

軟水をさらに軟水化してから使用
そのままでも十分に質の良い鈴鹿山系の天然水ですが、NAPOLENAは使用の前にさらにひと手間を掛け、水中に含まれるカルシウム(Ca)と、マグネシウム(Mg)を除去する「軟水化」を行ってから使用します。これらのミネラル成分は石鹸成分と結びつきやすく、洗浄力を弱めてしまいます、せっけんの洗浄力を最大限引き出し、洗浄作用をダイレクトに服地に作用させるためにあらかじめミネラル成分を取り除いておくのです。またこれらのミネラル成分は「石鹸かす」を発生させるもとになるので極力取り除いておくことが望ましいのです。

 水と原料から織りまで全てにおいて最高のクオリティを注いだ日本最高峰のスーツ服地 縁起を纏う神スーツNAPOLENA 

最高峰のスーツ服地に最高峰のマイスターシルエットで、一生モノの一着を是非ご体感ください。

NAPOLENA ¥130,000~

[参考価格:デパートオーダー価格300,000円]